AIに日記を添削してもらったら文章力は伸びる?60代が試した体験談

AI×生活術

「文章を書くのが苦手」「表現力をもっと磨きたい」と思ったことはありませんか?私は長年ブログを書いていますが、それでも「自分の文章は硬いな」「もっと分かりやすくしたいな」と感じることが少なくありません。特に日記のような短い文章でも、改めて読み返すと「同じ言葉を繰り返している」「伝えたいことがうまくまとまっていない」と反省することがあります。

そこで今回試したのが、AIに日記を添削してもらう方法です。ChatGPTに毎日の簡単な日記を入力し、「分かりやすく」「表現を豊かに」と依頼してみました。果たしてAIの添削で文章力は伸びるのか?この記事では、実際に試した感想と気づきをお伝えします。

 

日記をAIに添削してもらう方法

まずは日記を数行書いてみます。例えばこんな内容です。

「今日は朝から雨だった。外に出る気にならず、家で過ごした。午後は読書をしたけれど、眠くなって少し昼寝をした。」

これをそのままAIに入力し、「自然な文章に直してください」「もっと情景が浮かぶように書き直してください」と依頼します。

すると、AIは次のように提案してくれました。

「今日は朝からしとしとと雨が降り続き、外出する気分になれなかった。家の中で静かに過ごし、午後は本を手に取ったが、心地よい雨音に誘われて思わず昼寝をしてしまった。」

同じ出来事でも、言葉の選び方やリズムが変わるだけで雰囲気がぐっと豊かになります。

 

実際に試して感じたメリット

1. 語彙の幅が広がる

自分では「雨だった」と単純に書いてしまいますが、AIは「しとしと」「降り続き」など、より多彩な表現を提案してくれます。繰り返し添削を受けていると、自然に新しい言葉を学べるのです。

2. 文のリズムが整う

AIの文章は、句読点の打ち方や文章の長さのバランスが整っていることが多いです。「読みやすい文章はこういうリズムなんだ」と体感でき、次に自分で書くときの参考になります。

3. 客観的に文章を見直せる

自分の文章をそのまま読み返しても、なかなか欠点に気づけません。しかしAIに直してもらうと、「なるほど、この部分は冗長だったんだ」「この表現のほうが伝わりやすい」と冷静に振り返ることができます。

 

実際に1週間続けてみた

私は試しに、毎日日記をAIに添削してもらうことを1週間続けました。

1日目:「言葉が硬すぎる」と気づかされる

3日目:AIが提案する表現を少しずつ真似し始める

5日目:「今日は自分でも工夫して書いてみよう」と意識が変わる

7日目:最初よりも表現が柔らかくなり、文章を書くのが楽しくなる

驚いたのは、添削を受け続けるうちに自分の文章が自然と変化してきたことです。AIに頼るだけでなく、「こう書いたらAIはどう直すだろう」と考える習慣がつき、結果的に表現力の練習になりました。

 

注意点とデメリット

1. すべてを鵜呑みにしない

AIの添削は便利ですが、必ずしも正解ではありません。ときには「少し大げさすぎる」「自分の感情と違う」と感じることもあります。そのまま採用するのではなく、自分の気持ちに合った表現だけを取り入れるのが大切です。

2. 自分の声を失わないようにする

AIが直すと文章はきれいになりますが、自分らしさが薄れる危険もあります。日記は本来、自分の感情を素直に書き残すもの。AIに添削してもらうときは「参考にする」意識を忘れないことが大切です。

3. プライバシーへの配慮

日記には個人的な内容も多いため、インターネット上のサービスに入力するときは気をつけましょう。公開したくない部分は省略するなどの工夫が必要です。

 

AI添削を効果的に活用するコツ

短い文章から始める
→ まずは3〜5行程度の簡単な日記を添削してもらうと続けやすい。

依頼内容を具体的にする
→ 「分かりやすく」「やさしい表現に」「文学的に」など指示を明確にすると結果が変わる。

自分の表現を残す
→ 全部書き換えるのではなく、AIの提案から気に入った部分だけを取り入れる。

繰り返し使うことで身につける
→ 毎日続けることで新しい表現が自然に自分の言葉になる。

 

AIに日記を添削してもらった結果、語彙の幅が広がり、文のリズムが整い、表現力の練習になると実感しました。

特に1週間続けてみることで、自分の文章が少しずつ変化していくのを感じられたのは大きな成果でした。

もちろん、AIの提案をすべて採用するのではなく、自分らしさを大切にしながら参考にするのがポイントです。

AIは文章をきれいに整える「先生」であると同時に、自分の表現を見直す「鏡」のような存在でもあります。

文章力を磨きたい人、日記をもっと楽しく続けたい人には、AIの添削を取り入れるのは有効な方法だと感じました。

まずは短い日記から試し、少しずつ活用を広げてみてください。

 

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