AIに1週間の買い物リストを作らせて実際に試した結果【節約と時短は可能?】

AI×生活術

毎週の買い物で「つい同じものを買ってしまう」「冷蔵庫に野菜が余る」「献立が思いつかない」という悩みはありませんか?私も以前から買い物に苦手意識があり、つい余計なものを買ってしまい、結果的に食費が膨らんでいました。さらに物価が上がっている今、食費の節約は大きなテーマです。

そこで今回試したのが、AIに1週間分の買い物リストを作ってもらうという方法です。ChatGPTに条件を入力し、そのリストを参考に実際に買い物をして1週間生活してみました。果たして節約や時短は本当にできたのか?この記事では、その体験談と気づきをまとめます。

 

AIに買い物リストを依頼してみた

まずはChatGPTに次の条件を入力しました。

大人2人分

予算:1週間5,000円以内

和食中心

調理時間:30分以内

するとAIが提示してきたのは、米・鶏むね肉・豚こま肉・豆腐・キャベツ・もやし・人参・玉ねぎ・ほうれん草・卵といった、シンプルで価格も安定している食材中心のリストでした。さらに「味噌」「醤油」「冷凍野菜」「海苔」など、保存性が高く使い回しが効く食材も含まれており、思った以上に現実的な内容に驚きました。

特に感心したのは、同じ食材を複数回活用できるようになっていた点です。キャベツはサラダ・炒め物・味噌汁に、豆腐は副菜や味噌汁に、と効率よく使えるよう組み立てられていました。AIに任せても「現実離れした提案になるのでは」と思っていたのですが、むしろ私が普段している買い物よりも合理的に感じられました。

 

実際に買い物をしてみた

AIが作ったリストを手にスーパーへ。ここで感じたのは、買い物時間が大幅に短縮できたことです。普段なら「これも必要かな?」と売り場を行ったり来たりしますが、今回はリストがあるので迷うことなく必要なものだけをカゴに入れることができました。

実際に使ってみると、買い物の流れがとてもスムーズでした。野菜売り場から始まり、肉や魚、乳製品とリスト順に沿って進めるだけで買い物が完了。普段なら1時間かかる買い物が40分ほどで済みました。リストの効果は想像以上でした。

ただし一部の食材は地域や時期によっては高価だったり手に入りにくいことがありました。例えば、ほうれん草が高かったため小松菜で代用。冷凍ブロッコリーが売り切れていたので別の冷凍野菜を購入。このように柔軟に置き換えが必要だと感じました。

 

1週間使ってみた感想

実際にこのリストで1週間生活してみると、いくつかのメリットと課題が見えてきました。

無駄買いが減った

これまで「安売りしていたから」とつい余計なものを買ってしまっていましたが、リストのおかげで必要なものだけに集中でき、冷蔵庫に余る食材がほとんど出ませんでした。食材のロスが減ったことで「冷蔵庫の中がすっきりして気持ちいい」と感じたのも大きな収穫です。

食材の使い回しが効率的

AIが考えた献立は同じ食材を複数回使うようになっていたため、在庫管理がしやすく、結果的に食材ロスが減りました。キャベツ1玉を3日間で使い切るなど、効率的に消費できたのは大きな成果でした。

家族の好みに完全には合わない

一方で「今日は魚が食べたいのに肉料理が続いている」といった不満も出ました。AIの提案は合理的ですが、家族の気分や嗜好までは読み取れないのが課題です。ここは人間側で調整が必要です。「火曜日は魚の日」などルールを自分で追加するとより満足度が高まると感じました。

 

食費と時間の変化

実際の数字で比較すると、その効果ははっきり表れました。

普段の1週間の食費:約6,500〜7,000円

AIリストでの食費:約5,800円

大きな節約額ではないものの、無駄買いが減った結果、確実に支出が抑えられたことが分かります。さらに野菜を使い切れたことで「食材を捨ててしまう罪悪感」からも解放されました。

また、買い物にかかる時間も平均で30分ほど短縮できました。リストがあるだけでスーパーでの迷いがなくなり、精神的にもとても楽になりました。「買い物が少し好きになったかもしれない」と思えたのは意外な発見でした。

 

AI買い物リスト活用のコツ

実際に使ってみて、AI買い物リストを効果的に活用するにはいくつかのコツがあると感じました。

条件を具体的に入力する
→ 人数・予算・調理時間などをはっきり伝えると現実的なリストになる。

地域や季節に合わせて調整
→ 手に入りにくい食材は迷わず代用。旬の野菜に置き換えると節約効果もアップ。

家族の好みを加味する
→ 「魚は週2回欲しい」「肉料理は控えめに」など条件を細かく指定すると満足度が上がる。

リストをそのままではなく目安として活用
→ 100%忠実に従う必要はなく、参考にしながら調整する柔軟さが大切。

 

AIに1週間の買い物リストを作らせて試してみた結果、節約・時短・食材の無駄削減という点で確かな効果がありました。

特に「余計なものを買わなくなった」ことと「買い物に迷わなくなった」ことは大きなメリットでした。

 

一方で、食材の価格や家族の好みまでは考慮されないため、完全に任せるのではなく“アシスト役”として活用するのが現実的です。

条件を具体的に入力し、手に入らない食材は代用しながら調整すれば、AIは頼もしい相棒になります。

今回の体験を通じて、私は「AIを使えば買い物はもっとシンプルになる」と実感しました。

買い物や献立に悩んでいる方は、ぜひ一度AIリストを試してみてください。

 

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